タテのカギ
1 英語では壁蝨(蜱/蟎)をMite、大型で吸血性の真蜱をTickと呼ぶ。また。中国でも大型で吸血性の真蜱を「蜱(pí:ピ)」、それ以外の壁蝨を「蟎(mǎn:マン)」と呼んで区別している
2 萎靡沈滞とは、動きが衰え、活気がなくなること
3 大道廃れて仁義あり
4 自在鉤に吊るしたつる付き鍋で野菜や豆腐をぐつぐつ煮ながら囲炉裏のまわりで酒を飲む
5 驀地。「ばくち」とも読みますが、もう一つのほうの読みを。用例:「カルカン、ねこ、 驀地」
6 チキンナゲットには、鶏ももや鶏むね、鶏皮などの部位、およびそれ以外の部位、また、鶏以外の肉などが使われている
7 片刃の包丁は、たとえば大根を2つに切るときには刃が左に進んで切りにくいが、薄切りのときは刃がまっすぐ下におりるので切りやすい
8 破れた布などをつぎ合わせる方法を掛け接ぎ(掛け矧ぎ)という
9 こんなサイトを開設しているのは、どんな魂胆があってのことか?
12 板庇(板廂)は、板で葺いた庇
14 2015年11月4日、神奈川県。秋闌というにはちと遅いような気もするが、日中は20℃を超えて日ざしが暑く、それでいて空気が乾いているので外を出歩いても汗をかくほどでもない。ああ気持ちいい。秋闌
16 利兵の「利」は鋭いの意。「兵」は武器の意
18 追突事故の60%は、橋もトンネルもない直線道路の、信号のない場所で起きている
21 残り僅か(纔か)! レジへ急げ!
22 「咲いた話に 軍機が洩れる」(昭和13年の防諜の標語)
24 1日中ほとんど動かずに暮らす樹懶は、やはり便秘らしい
26 幽冥界とは、神仏のいる世界、また、あの世、黄泉
27 北半球で生まれた人の旋毛は、台風と同じで左巻き。……んなわきゃーない
29 「お嬢様、わたくし、国(故郷)に帰らなければならなくなりました」とばあやが淳さんに暇乞いをする
31 「命が惜しくば身包み脱いで置いて行け」が追い剥ぎの決まり文句
32 式場などに、遮蔽と装飾を兼ねて張り巡らせる幕を幔幕という。弔事で使われる白黒の鯨幕や、祝い事で目にする紅白幕も幔幕の一種
34 寝言、譫言(囈言)、戯言、痴れ言、箆棒、出鱈目、空言、戯け
36 鰻巻きは、鰻もさることながら玉子焼きの部分が重要なんだろうなということは、食ったことがなくてもわかる
38 従来の産業構造を瓦解させるような新技術を“瓦解性技術”というらしい
40 地獄の沙汰も金次第
42 昔の大工は、使いこなすのが難しい順に「一錐、二鉋、三釿」と言ったそうです
ヨコのカギ
1 橙。鏡餅の上に乗せるアレ。なきゃ、蜜柑でいいですよ
5 日曜の原宿で人の視線をひこうと思ったら、帽子を目深にかぶってサングラスをかけるとよいです
8 水夫(水手)とは、もともとは船乗りの総称。江戸時代になると船頭や舵取りなどの上級船員に対して下級船員を意味するようになった
10 鈍色は、暗い灰色。「DIC 日本の伝統色」でいうと「DIC-N952」
11 「映画『ハリー・ポッター』を観て魔法使いの少年時代を追体験し、自分も成長できたような気がします」と語る吉田さん(57歳)
13 「いーくしっ!」というくしゃみに振り返ると、千鳥足で歩く加トちゃんがいた
15 ♪秋田名物 八森 鰰(鱩/燭魚) 男鹿で 男鹿ぶりこ♪ ⇒ 秋田名物といったらまずは八森町(現・八峰町)の鰰、男鹿なら鰰の卵
16 霖雨とは、何日も降り続く雨のこと
17 木沓(木履)は、木を刳り貫いて作ります。穿くものではなく、履くものです
19 微吟とは、小声で詩歌をうたうこと
20 普通は捨ててしまう野菜の皮や蔕、根元などを水と酒でゆっくり煮出した野菜のだしを「ベジブロス」といいます
21 渡らい種とは、世渡りの手段、生活の手段のこと
23 許嫁とは、結婚の約束を、当人たちではなく双方の親がすること。また、そのようにして結婚の約束をした者同士。今では、単にフィアンセのことを許嫁という
25 遁出とは、逃げ出すこと
28 昔の賄い付きの下宿といったら三畳間に布団だけというスタイルが一般的だったが、今の食事付き賃貸マンションはテレビとか冷蔵庫が備わっているみたいですね
30 ポロシャツは、胸ポケットの有無で印象がだいぶ変わる
31 スーパーやコンビニの、ペットボトル飲料の首に掛けてある御負けって、好き?
33 本の右側を日本風に紐で綴じる方法を和綴じという
34 「香り松茸味占地」とその味を称えられる占地(湿地)は天然の本占地のことで、100gで千円はします
35 ヨーロッパでは衛生上の理由などから男でも陰毛を剃っているそうです
37 真子鰈は、野締め(大量の魚を氷で一気に締めて鮮度を保つ方法)にしたものと、一匹ずつ活け締めにしたものとでは値段がまるで違う
39 「石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽くまじ」(石川五右衛門の辞世の歌)
41 「紺屋の白袴」「髪結いの乱れ髪」「駕籠舁き駕籠に乗らず」
43 疑懼とは、疑い、懼れること
44 危殆に瀕するギリシャ財政
45 辞書によると、木綿糸に絹糸を混ぜて織った織物を糸入りというが、絹とか織物だとか関係なく、「透明糸入りシート」とか「糸入り襖紙」、「エアーホース(糸入り)」など普通の言葉として使われることのほうが圧倒的に多い
1 英語では壁蝨(蜱/蟎)/だにをMite、大型で吸血性の真蜱(まだに)をTickと呼ぶ。また。中国でも大型で吸血性の真蜱を「蜱(pí:ピ)」、それ以外の壁蝨を「蟎(mǎn:マン)」と呼んで区別している
2 萎靡沈滞/いびちんたいとは、動きが衰え、活気がなくなること
3 大道/だいどう廃(すた)れて仁義あり
4 自在鉤(かぎ)に吊るしたつる付き鍋で野菜や豆腐をぐつぐつ煮ながら囲炉裏/いろりのまわりで酒を飲む
5 驀地/まっしぐら。「ばくち」とも読みますが、もう一つのほうの読みを。用例:「カルカン、ねこ、 驀地」
6 チキンナゲットには、鶏ももや鶏むね、鶏皮などの部位/ぶい、およびそれ以外の部位、また、鶏以外の肉などが使われている
7 片刃/かたは(「かたば」とも)の包丁は、たとえば大根を2つに切るときには刃が左に進んで切りにくいが、薄切りのときは刃がまっすぐ下におりるので切りやすい
8 破れた布などをつぎ合わせる方法を掛け接ぎ(掛け矧ぎ)/かけはぎという ※「掛け接ぎ」は「かけつぎ」とも読み、「掛け継ぎ」とも書く
9 こんなサイトを開設しているのは、どんな魂胆/こんたんがあってのことか?
12 板庇(板廂)/いたびさしは、板で葺(ふ)いた庇
14 2015年11月4日、神奈川県。秋闌/あきたけなわというにはちと遅いような気もするが、日中は20℃を超えて日ざしが暑く、それでいて空気が乾いているので外を出歩いても汗をかくほどでもない。ああ気持ちいい。秋闌
16 利兵/りへいの「利」は鋭いの意。「兵」は武器の意
18 追突事故/ついとつじこの60%は、橋もトンネルもない直線道路の、信号のない場所で起きている
21 残り僅か(纔か)/わずか! レジへ急げ!
22 「咲いた話に 軍機/ぐんきが洩(も)れる」(昭和13年の防諜の標語)
24 1日中ほとんど動かずに暮らす樹懶/ナマケモノは、やはり便秘らしい
26 幽冥界/ゆうめいかいとは、神仏のいる世界、また、あの世、黄泉(よみ)
27 北半球で生まれた人の旋毛/つむじは、台風と同じで左巻き。……んなわきゃーない
29 「お嬢様、わたくし、国(故郷)に帰らなければならなくなりました」とばあやが淳さんに暇乞い/いとまごいをする
31 「命が惜しくば身包(みぐる)み脱いで置いて行け」が追い剥ぎ/おいはぎの決まり文句
32 式場などに、遮蔽(しゃへい)と装飾を兼ねて張り巡らせる幕を幔幕/まんまくという。弔事(ちょうじ)で使われる白黒の鯨幕(くじらまく)や、祝い事で目にする紅白幕も幔幕の一種
34 寝言、譫言(囈言:うわごと)、戯言(たわごと)、痴れ言/しれごと、箆棒(べらぼう)、出鱈目(でたらめ)、空言(そらごと)、戯(たわ)け
36 鰻巻き/うまきは、鰻(うなぎ)もさることながら玉子焼きの部分が重要なんだろうなということは、食ったことがなくてもわかる
38 従来の産業構造を瓦解/がかいさせるような新技術を“瓦解性技術”というらしい
40 地獄の沙汰/さたも金次第(かねしだい)
42 昔の大工は、使いこなすのが難しい順に「一錐/きり、二鉋(かんな)、三釿(ちょうな)」と言ったそうです
1 橙/だいだい。鏡餅の上に乗せるアレ。なきゃ、蜜柑(みかん)でいいですよ
5 日曜の原宿で人の視線をひこうと思ったら、帽子を目深/まぶかにかぶってサングラスをかけるとよいです
8 水夫(水手)/かことは、もともとは船乗りの総称。江戸時代になると船頭や舵取りなどの上級船員に対して下級船員を意味するようになった
10 鈍色/にびいろは、暗い灰色。「DIC 日本の伝統色」でいうと「DIC-N952」
11 「映画『ハリー・ポッター』を観て魔法使いの少年時代を追体験/ついたいけんし、自分も成長できたような気がします」と語る吉田さん(57歳)
13 「いーくしっ!」というくしゃみに振り返ると、千鳥足/ちどりあしで歩く加トちゃんがいた
15 ♪秋田名物 八森 鰰(鱩/燭魚)/はたはた 男鹿で 男鹿ぶりこ♪ ⇒ 秋田名物といったらまずは八森町/はちもりまち(現・八峰町/はっぽうちょう)の鰰、男鹿(おが)なら鰰の卵
16 霖雨/りんうとは、何日も降り続く雨のこと
17 木沓(木履)/きぐつは、木を刳(く)り貫(ぬ)いて作ります。穿(は)くものではなく、履(は)くものです
19 微吟/びぎんとは、小声で詩歌(しいか)をうたうこと
20 普通は捨ててしまう野菜の皮や蔕/へた、根元などを水と酒でゆっくり煮出した野菜のだしを「ベジブロス」といいます
21 渡らい種/わたらいぐさとは、世渡りの手段、生活の手段のこと
23 許嫁/いいなずけとは、結婚の約束を、当人たちではなく双方の親がすること。また、そのようにして結婚の約束をした者同士。今では、単にフィアンセのことを許嫁という
25 遁出/とんしゅつとは、逃げ出すこと
28 昔の賄い付き/まかないつきの下宿といったら三畳間に布団だけというスタイルが一般的だったが、今の食事付き賃貸マンションはテレビとか冷蔵庫が備わっているみたいですね
30 ポロシャツは、胸ポケットの有無/うむで印象がだいぶ変わる
31 スーパーやコンビニの、ペットボトル飲料の首に掛けてある御負け/おまけって、好き?
33 本の右側を日本風に紐(ひも)で綴(と)じる方法を和綴じ/わとじという
34 「香り松茸味占地/しめじ」とその味を称えられる占地(湿地)は天然の本占地のことで、100gで千円はします
35 ヨーロッパでは衛生上の理由などから男でも陰毛/いんもうを剃(そ)っているそうです
37 真子鰈/まこがれいは、野締め(のじめ:大量の魚を氷で一気に締めて鮮度を保つ方法)にしたものと、一匹ずつ活け締めにしたものとでは値段がまるで違う
39 「石川や 浜の真砂/はまのまさごは 尽(つ)くるとも 世に盗人(ぬすびと)の 種(たね)は尽くまじ」(石川五右衛門※の辞世の歌)。人形浄瑠璃の『釜淵双級巴(かまがふちふたつどもえ)』(1737年初演)では「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」? ※生年不詳、1594年没
41 「紺屋(こうや/こんや)の白袴(しろばかま/しらばかま)」「髪結(ゆ)いの乱れ髪」「駕籠舁き/かごかき駕籠に乗らず」
43 疑懼/ぎくとは、疑い、懼(おそ)れること
44 危殆/きたいに瀕(ひん)するギリシャ財政
45 辞書によると、木綿糸に絹糸を混ぜて織った織物を糸入り/いといりというが、絹とか織物だとか関係なく、「透明糸入りシート」とか「糸入り襖紙(ふすまがみ)」、「エアーホース(糸入り)」など普通の言葉として使われることのほうが圧倒的に多い